神子元島”ハンマーヘッドを見よう!”ツアー
2009年11月05日
今回もENDOさんに書いていただきました!
TERAさんの予定でしたが急遽交代、次回お願いしますよ(笑
2回連続ハンマーの群れGET!!8日も狙いましょう!

11月3日(祝)南伊豆 神子元島
天候:晴れ 気温:16℃ 水温:23〜24度 透視度:15〜20M
ポイント???カメ根
先週のクローズにやきもきさせられたチームRESTでしたが、
祝日の今日その同じメンバーで神子元島へ行ってきました。
今日の南伊豆・下田は快晴で気温こそ低いものの、
船上ではボートコートを着用すれば
余裕でやり過ごすことができました。
しかし海の上は強いうねりが出ています。エントリーポイントまでの揺れに
耐える20分間はいつもよりも長く感じました。
さて気になる海の方は。。。蒼いです!
今回のダイビング。目標は当然ハンマーの群れ。カメ根3本勝負です!
手際よく準備を済ませ、気合いを入れてエントリー!
予想に反して水が温かいです!
透視度も良く、くっきりと水底がよく見えます。
1本目は潮の流れが強くドリフトは危険ということで、
ゆっくりと沖方向へ泳ぎます。
潜降後3分。私たちグループの左方向にハンマーの単体が出現。
そのとき一番左寄りで近かった私は、はっきりとT字形の頭を確認しました。
間違いなく今の神子元には大物がいます。
その後もハンマーサーチは続きます。
すると今度は2メートル級の巨大なマダラトビエイ3尾に遭遇!
他チーム情報によると実は5尾の群れだったそうです。
周囲のダイバーに驚いたのか一目散に逃げて行ってしまいました。
巨大なヒレを上下に大きく動かしながら泳ぐその姿はまさに圧巻でした。
その後は根待ちをするも残念ながらハンマーは現れず。
最後にメジロザメの単体を確認し敢え無くタイムアップ。
体力温存の1Dとなりました。


そして迎えた2本目。潮がゆるくなったため、沖へ流す作戦。
いよいよハンマーサーチ本番です。
序盤にタカベの大群。
その隙間に大きなアオウミガメとこれだけでも見応え十分です。
その後もハンマーポイントを目指しての強行軍が続きます。
そして前方遠くに、横に広がる大きな根がぼんやりと見えてきました。
すると周囲のペースが急激に上がりだしました。続いて鈴の音が。。。
覚悟を決めてフィンキックに全神経を集中します。
息も絶え絶えになりながら、もう力尽きると思った頃に
ようやく根に辿り着きました。根の向こうには。。。
出ましたハンマー!大群です!!
30〜50匹の金槌頭の大行進。これぞ神子元ダイビングの真骨頂!!
短時間でしたが根待ちによる観賞を堪能することができました。
一部のメンバーはタイミングを逃し残念。その後も獲物は続きます。
水底の根にはドチザメの50位の大群。巨大ヒレナガカンパチの小群れ。
安全停止開始間際にはフロート準備中の私たちのすぐそばにハンマー単体が。
盛りだくさんの2Dとなりました。


本日ラストの3本目。透視度はグッと落ちてしまいましたので、
ゆったりモードで沖へ流します。イサキやタカベのシャワーに
いつもの神子元らしさを感じます。根にはニザダイの小群れも。
中盤を過ぎても大物は姿を見せません。メンバーの誰もがこのまま、
ゆったりとダイブを終えるものと予測していたことでしょう。
ところが20分ほどが経過した頃、中層を流す私たちの周囲に
数匹のメジロザメが出現。そしてハンマーも!
何やら再び緊迫した空気が流れてきました。
その数はみるみるうちに増え、気が付いたら私たちは
メジロザメ&ハンマーの群れの中心にいました。
フレンドリーなメジロザメと初めて真正面から対峙。
ためらわずにシャッターを切りました。最後の最後に
ぜいたくな観賞タイムとなり、本日のダイブ終了。
魚影の濃さに大満足な一日となりました。
他にも大きなマダイや、かなり小さなテングダイなどの珍種?!
なども観察できました。

ここ連日、黒潮の影響によるハンマーラッシュに沸く神子元島。
外は寒いですが海の中はとても熱いです!
今週末も期待しましょう。
写真提供:hosoyan
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※今回は残念ながら2ダイブ目の群れ写真がありませんが
前回に引き続き最高のシーンに遭遇できました。
潮次第ですが月中位まで見れるかもしれませんよ〜。
次回は8日(日)に行く予定です。
Posted by dive-rest at 11:28
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